【SMシーズン6使用構築】攻め思考マンダマンムー【最高2174/最終2161】
<結果>
最高 2174/最終 2161 最終順位 5位
<構築経緯>
前シーズンバンビーさんが1位をとったボーマンダ/ポリゴン2/グライオン/ヒードラン(テッカグヤ)@2のような受け回しの構築が現環境に多く、そのような構築に対して叩き落とすを所持したマンムーと水と電気の技範囲を持つ水ロトムが優位に立ち回れると考えこの2体から構築を組み始めた。3体目にこの2体と相性が良く自身のスペックが高いメガボーマンダを採用し、残りはキノガッサ/メタグロス/ミミッキュなどに対して投げるナットレイ、リザードン/ウルガモス/カプ・テテフをみるヒードラン、最後に害悪対策兼この構築のキツいところを誤魔化してくれるミミッキュを入れ構築を完成とした。
<個体解説>
ボーマンダ@メガ石
性格:臆病
技構成:ハイパーボイス/火炎放射/流星群/羽休め
実数値:171(4)-×-150-172(252)-110-189(252)
技構成はメインウエポンであり威嚇無視で連打のできるハイパーボイス(また身代わりなどの嵌め手に強い)、鋼に打つ火炎放射、ミラーやリザードン、電気に対して最大打点となる流星群、バシャーモやステロを絡めたサイクル戦に対して必須である羽休めとなっている。
マンムー@地面Z
性格:意地っ張り
技構成:地震/氷柱針/氷の礫/叩き落とす
実数値:189(28)-200(252)-111(84)-×-81-118(140)
HB:A216メガボーマンダの捨て身タックル確定耐え(159~187)
A143ミミッキュのZじゃれつく+影打ち確定耐え(127~151)+(30~36)
A極振りの場合(A156)も大体耐える(最大ダメ196)
S:4降りミミッキュ抜き
対ボーマンダ性能を上げるために物理耐久に降ったマンムー。他にもミミッキュやガルーラなどに対してある程度強く出れるため物理耐久に降った恩恵は大きかったと感じている。持ち物は対面性能を底上げすることができ、マンムーに対して投げてくるHBレヒレやナットレイなどの受け出しを地震+地震Zで許さない地面Zを採用した。
構築経緯で記した通りサイクル系統の構築に出して技範囲の広さと叩き落とすでサイクルを崩しに掛かるのが主な役割である。また環境トップのメガ枠であるボーマンダも少し削れば礫で縛ることが出来たり、このポケモン1匹で積みエースの基本的なポリゴンZを楽に止めることが出来たりする点も非常に評価が高かった。
ナットレイ@イアの実
性格:呑気
技構成:ジャイロボール/種マシンガン/宿り木の種/鈍い
実数値:181(252)-118(28)-183(124)-×-149(100)-22
HB:A156ミミッキュの+2シャドークローZ耐え+木の実ほぼ発動(135~160)
A200テクニシャンキノガッサのマッハパンチ木の実込み3耐え(74~90)
A194メガガルーラの炎のパンチ確定耐え(最大ダメ180)
HD:PF下C200カプ・テテフのサイコキネシス3耐え(51~60) 木の実込みでたくさん耐える
PF下眼鏡カプ・テテフのサイコキネシス2耐え(76~90) 木の実込み3耐え
A:余り
この構築でキノガッサ、メタグロス、ミミッキュなどに対して後投げ出来るポケモン。これらを見るためにBに補正を掛けており、持ち物はミミッキュのZに対する切り返しや役割集中による突破を防ぐために半分回復木ノ実を持たせている。基本相手のミミッキュはミトムのボルチェン→ナットレイを出すことで対処していた。余ったBの努力値をDに回しテテフやコケコ、対水タイプにも強く出れるようにしている。
技構成はメインウェポンでありミミッキュテテフに打つジャイロ、水タイプに打つ種マシンガン、回復ソースでありサイクルを優位に回すことの出来る宿り木はほぼ確定であり最後に鈍いを採用した。元々この枠はこだわり持ちに対して技確認ができ、宿り木との相性が良い守るを採用していたが身代わり持ちに起点にされたりポリゴン2に粘られたりすることがあったためABを上げる積み技として鈍いを試験的に採用すると詰ませ性能が高く、活きる場面が想像以上に多かったため守るから変更した。 場合によっては相手のマンダやギロチンの無いグライを逆に起点にすることが出来るなど可能性を秘めた強力な技であった。
ヒードラン@突撃チョッキ
性格:控えめ
技構成:火炎放射/ラスターカノン/大地の力/岩石封じ
実数値:183(132)-99-127(4)-193(204)-143(132)-102(36)
HD:C147カプ・コケコの10万ボルトZ+10万ボルトほぼ耐え(109~130)+(58~69)
S:岩石封じで準速100属抜き
ここまでニトチャリザードンやめざ氷ウルガモスを止めれる個体がいないため、それらをみるヒードランを採用。上記二体に加えて対コケコ性能やテテフに対する後出し性能を高めるため突撃チョッキを持たせた。
技構成はメインウエポンであり身代わりカグヤに連打できる火炎放射、テテフ/ミミッキュに打つラスターカノン、ミラーや炎/電気タイプに打つ大地、気合玉/地震リザードンYやめざ地面ウルガモスに対して隙の見せない岩石封じとなっている。後出しからでも剣舞リザードンXを止めるためにSは岩石封じ後準速100属抜きまで降った(岩石+大地でリザードンXを落とすことが出来る)。火炎放射の枠は威力は落ちるが3割の火傷期待で噴煙でも良いかもしれない。
性格:控えめ
技構成:ハイドロポンプ/10万ボルト/ボルトチェンジ/トリック
実数値:125-×-127-172(252)-128(4)-138(252)
最初は構築経緯で記した通りのサイクル系統の構築に強く出ることができカバルドン展開にも出せる ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/めざ氷/毒or10万@水Zのような構成で使っていたがゲッコウガに対して明確に強いポケモンがいないことや(草Zや水Z、めざ炎を考慮すると誰も受からない)、ミミッキュに対して上からZを打たれて瀕死まで削られた状態でボルトチェンジ→ナットレイに繋ぐ動きが弱いと感じたためこれらの問題を解決するためにスカーフを持たせた。ミラー意識で準速。
初手に出しやすくなっただけでなく、毒やZを持たずしてもトリックでスカーフを相手に押し付けることで相手のサイクルを崩壊させたり起点作りカバに対して好き放題させなかったりすることが出来るためこの変更は成功だったと感じている。ただ素でハイドロポンプを押さなければならない場面が目立ったため外した時のケアやなるべく打たないようにする立ち回りが必要である。めざ氷を持っていてもボーマンダには逆に起点にされるので技構成はこれで確定。
ミミッキュ@フェアリーZ
性格:意地っ張り
技構成:じゃれつく/影打ち/剣の舞/呪い
実数値:161(244)-143(156)-113(108)-×-125-116
HB:A233メガバシャーモのフレアドライブをほぼ耐える(136~163)
最後に入ってきたポケモンではあるがこの構築で重いゲッコウガ、霊獣ボルトロス、メガバシャーモ、メガミミロップなどを対応範囲の広い誤魔化し枠として採用。また害悪系統やオニゴーリもこのポケモンの呪いで対策している。特殊相手にも対応できるようABではなくHに伸ばしている。
持ち物は上記の通り重いポケモンに対して最大打点となるフェアリーZとした。
最終日2174まで上げることができ2200を目指して潜ったが想像以上にマッチングが悪かったため2160を超えたところで保存する形となりました。最終シーズンで久しぶりに上位で争うことが出来て本当に楽しかったです。USMでレートはやる予定は今のところありませんが、また記事を書く機会があればよろしくお願いします。
最高レート時画像
Special Thanks マンムーの調整をくれたしーまさん