<結果>
最高 2060/最終 2010
<構築経緯>
自分のアイコンを眺めていたら久しぶりにの並びが使いたくなったのでこの2匹から構築を組み始めた。この2匹の運用を考えたところなど環境トップにフェアリーが急増した7世代では6世代の頃愛用した鉢巻やスカーフを持たせるのはあまりにも通りが悪いと思い断念した。6世代の頃の思考を捨て2匹を個別で考察したところは特性型破りと絶妙な高さのS(ミミッキュより1速い)からミミッキュで止まらない積みエースとして戦えるのではないかと考えた。ただはマンダやミミッキュ等の積みエースらとは違い耐久の低さから積める対面がかなり限られており、エースとして選出率を高めるのであれば何かしらのサポートが必要だと考えた。のステロ欠伸展開から繋ぐのも考えたがただでさえゲッコウガ環境であり(更には挑発持ちも一定数存在する)理想の動きが出来るか怪しいことや現環境で勝ち上がるならやなど使用率が高い構築に対しては五分以上の勝率を得ることが必要だと感じ、それらの並びに対して強い動きができる壁コケコを展開要員とした。
この時点で壁構築を使うことが確定したので残りの積みエースにはメガ枠で大体の構築に出せる、残り2枠にはミミッキュで止まりにくく優秀な積み技を持つとした。ここまでの型が決まっておらずアタッカーを担うにしてもと範囲が被っていたため、初手コケコが展開しにくい入りに強くステロでエースのサポートが出来る襷ステロ型が適任だと思い採用した。一応壁構築で採用されやすいの採用を避け選出段階で露骨に壁をにおわせないようにしたつもりである。
<個体解説>
オノノクス@ドラゴンZ
性格:意地っ張り
特性:型破り
技構成:逆鱗/地震/竜の舞/剣の舞
実数値:151-218(252)-111(4)-x-90-149(252)
A:+1地震が131-100ミミッキュに123〜145(ステロ込み確定)
+2地震が155-119ミミッキュに138〜163(ステロ込みほぼ確定)
+2逆鱗Zが191-156輝石ポリゴン2に199〜(確定1発)
+4逆鱗Zが171-211エアームドに165〜195(ステロ込み確定)
B:余り
S:準速ミミッキュ抜き
この構築のスタート。前述した通りミミッキュや頑丈で止まらない特性型破りや絶妙な高さのSを持つ積みエースとして採用した。努力値は色々とカツカツなのでASぶっぱ。
持ち物は瞬間最大火力の出せるドラゴンZを採用。技構成は逆鱗、地震、竜の舞は確定として最後の枠は最初ミミッキュを意識してシャドークローやアイアンテールも試したが構築が受け回しにかなり弱かったため崩しのスピードを上げることの出来る剣の舞を採用した。浮いている相手+フェアリーの並びには毎回択になったり3匹残っている状態であればほぼ負けが確定するため扱いにくい場面もあったがそれ以上にポリゴン2やエアームド等も剣舞Zでゴリ押すことが出来るようになり受け回しを何度も破壊してくれたのでこの構成で間違ってなかったと思う。
性格:陽気
特性:鮫肌
技構成:岩石封じ/ステルスロック/吠える/毒々
実数値:183-171(164)-127(92)-x-105-169(252)
H-B:A156ミミッキュのじゃれつく+影打ち確定耐え(126〜150+28〜34)
A:余り
S:最速
初手壁コケコが展開しにくいリザやアーゴヨン入りや単純に壁<ステロが刺さっている時に選出する。相手の初手ミミッキュに対して岩石+ステロ等二回以上の行動がしたかったため少し耐久に降った。技構成はS操作の出来る岩石、エースを通しやすくするためのステロ、起点回避+裏確認の出来る吠える、誘うポリ2、カバルドンなどに刺さり裏のエースの身代わりや半回復を絡めて突破しやすくなる毒を採用した。地震が欲しい場面もあったがそれ以上に切れない技ばかりだったので見送った。
カプ・コケコ@光の粘土
性格:臆病
技構成:自然の怒り/挑発/リフレクター/光の壁
実数値:169(188)-x-112(52)-115-97(12)-200(252)
H-B:A132カバルドンの地震+砂ダメ確定耐え(134〜158)
D:余り
S:最速
ゲッコウガの上から展開することが出来る点や特性による相手とのS関係の把握が出来る点などを評価し採用した壁張り要員。最初DL調整で使っていたがこちらも相手のカバルドンに対して怒り+挑発や挑発+壁等リフから張らなくても択にさせず2回以上行動したい場面が多かったのでできるだけHを伸ばして攻撃を耐えるようBに回した。実際アタッカーポリ2が多いわけでもなくDL調整が活きた場面も少なかったためこの変更は正解だったと思う。技構成もどれも切れずこれで確定で、ゲコミミマンダやカバマンダガルド...に対してはこのポケモンで上手く展開することが出来れば大体勝つことが出来ていた。ただ脳死で使っていると相手に壁ターンを枯らされる構成ではあるのでそこには注意して立ち回る必要があった。
ボーマンダ@メガ石
性格:意地っ張り
特性:威嚇→スカイスキン
技構成:八つ当たり/地震/竜の舞/身代わり
メガ前実数値:171(4)-203(236)-101(4)-×-102(12)-152(252)
メガ前DL調整
S:準速
大体の構築に出せるメガ枠の積みエースとして採用した。元々の耐久から壁込みで積める機会が更に増え壁と非常に相性が良かったと思う。技構成は恩返し、竜の舞は確定で残り2枠は選出の幅を広げることの出来る地震と壁込みで色々耐えたり状態異常技や宿り木等を透かすことの出来る身代わりを採用した。身代わりはマンダをカグヤで見ている相手にeasywin出来たりZ透かしや毒やトリルターン稼ぎとしても優秀だったがサンダーや火ロトム、霊獣ボルトロスもかなり重かったためエッジも一考。
ウルガモス@マゴの実
性格:控えめ
特性:炎の体
技構成:火炎放射/ギガドレイン/めざめるパワー氷/蝶の舞
実数値:171(84)-x-105(156)-188(124)-126(4)-138(140)
H-B:A143ミミッキュの+2ミミZが145〜171(最高乱数切り耐え)
S:+1で最速135属抜き
耐久よりも火力を意識したテンプレ木の実ガモス。カバマンダガルドキラーでありミミッキュに対してもそこまで弱くない点を評価して採用した。
終盤ドランカグヤのような並びも多くめざ地面持ちのZ個体も考えたが壁と木の実の相性が非常に良く汎用性も高かったため最後までこの型で使い続けた。
テッカグヤ@ヒコウZ
性格:控えめ
技構成:エアスラッシュ/ラスターカノン/大文字/ボディーパージ
実数値:175(20)-x-123-174(252)-121-111(236)
H:余り
C:エアスラZが149-93アーゴヨンに148〜175(最低乱数切って落とせる)
+1ラスターカノンが145-95カプ・コケコに124〜147(ステロ込み確定)
+1エアスラZが153-135リザードンYに153〜181(確定1発)
S:+2で準速スカーフテテフ抜き
ウツロイドやアーゴヨン、カプ・テテフ等に好き放題されないために鋼枠は必要であり最初剣舞鋼Zギルガルドを採用していたがマンムー、ランドロスがかなり重くミミッキュに対してもキングシールドありでも不安な場面が多かったのでそれらに強く出ることの出来るテッカグヤに変更した。ボディーパージは岩石や凍える風持ちなどが場に残されてもSをチャラにされない点が非常に評価が高かった。選出の幅を広げるためにエアスラボディパ以外にはフェアリーに通るラスターカノン、鋼に打ちダメージを意識した大文字を採用した。とにかく火力がカツカツでステロと合わせて選出するパターンが多かった。
<選出>
vsまたは
ゲコミミマンダ:コケコで壁張って挑発残した状態でガモスが出せるのが理想。
カバマンダガルド:カバを起点に舞えるのが理想。カバに対しては怒りを入れるのが最優先。
vs
ステロ撒いた後に壁張ってガモスを通す。ガブマンダガモスと選出する場合もある。
vsor
ステロ撒いてカグヤとマンダを通す。
vs
ランドコケコ対面リフ相手岩石→マンダバック相手ステロで舞えるのが理想。
vs
...とにかく受け回して来る方々
ガブで場を荒らしてコケコで壁展開しオノノクスで全抜きする。
2100には届きませんでしたが久しぶりにこの並びを使って戦えたのと色々と反応を貰えて嬉しかったです。ただ構築上冷凍ビームの被弾回数が多かったり急所のケアが効かなかったりし今まで使ってきたどの構築よりも心身の疲労が大きかったので多分もう使いません;
また新しくこの並びで良い感じのを思いついたら使ってみたいですね。