襟がしゃべるだけ

Single rate,オフレポ,etc.

【剣盾S1】2エースヌルアントウオ 最終128位

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【構築経緯】

終盤間近バンドリオノノやカバシャワーズオノノなど色々使っていたが中々勝ち切れず悩んでいると身内のポケモン勢が皆"ヌルアントが強い"と口を揃えて言っていたので試しに使ってみるとアイアントの爆発的火力、タイプ:ヌルの対面操作性能の高さに惹かれ命中不安な要素はあるも勝ちを拾える試合はそれなりに保てるのではないかと思い使用するに至った。構築の要である"ヌルアント"は確定でどの相手に対しても上から蜻蛉で対面操作を行え、タイプヌルが隙の見せやすい身代わりに対しても役割を遂行できる"すりけドラパルト"を次に採用し、アイアントと同じく爆発的火力を発する事ができ相性補管の優れた"ウオノラゴン"を採用。残り2匹の枠はコロコロ変えて色々と試していたが最終的に"ドサイドン"と"ユキノオー"を採用した。詳細は後述にて。

 

【個体詳細】

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タイプ:ヌル@進化の輝石
性格:呑気
実数値:202(252)-115-161(+252)-115-116(4)-57(個体値0)

※実際は個体用意が間に合わずS0個体では無かった。ミラー意識でS0推奨。
技構成:とんぼ返り/トライアタック/凍える風/電磁波

主に本構築の決定打であるアイアントとウオノラゴンが不利を取る相手に受け出して攻撃技を流し、こちらに有利な対面を再展開する。最初物理技に受け出す機会が比較的多いと感じたためHB特化で使用していたが、後々サザンドラロトム系統等にも投げていく場面も要所要所あったため努力値振りに関しては諸説ある。

対面操作の行える蜻蛉帰り、自身が殴り勝っていくため+追加効果に期待できるトライアタックまでは確定で残りはこちらのエースより上を取ってくる相手の足を奪える電磁波、同じく電磁波の通らない地面タイプやラム持ちにも有効でドラパルトの打点もなれる凍える風を採用した。

 

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アイアント@命の珠
特性:はりきり
性格:陽気
実数値:133-161(252)-133(4)-x-68-177(+252)
技構成:アイアンヘッド/出会い頭/馬鹿力/雷の牙

優れた技範囲に素早さ、そして何よりその爆発的火力に目がいく本構築の決定打担当その1。終盤にはミラーも多く予想出来たのでAS振り切り。

技構成はメインウエポンのアイアントヘッド、範囲は他と比べ劣るがタイプ一致かつスカーフ持ちや自身より速い相手に打てるのが大きい出会い頭、上二つのタイプが通らない鋼への打点、またダイマ時に突破力を高める事が期待できる馬鹿力、環境トップのアーマーガア、ギャラドスへの打点として雷の牙を採用した。技構成はこれで申し分ないと思っていたが終盤襷以外のギルガルドに何度かマッチングし処理に大変困ったため地面技も欲しいと感じた。入れ替えるなら範囲の被る馬鹿力が候補に挙がる。

ダイマ時では命中安定で高火力技を打てるためはりきりの命中率には目を瞑れるだろう、そう考えていたが実際は素で技を打つ機会が非常に目立ち(特に出会い頭)運に左右される場面が多く8割とはいえ安定したかと言えばそうでなかったと思える。このポケモンを運用するなら当然ではあるが頼り切らないこと、ダイマックスエースとして通していけるように構築を練る、試合の流れをしっかりと構想する必要があるように感じた。

 

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ドラパルト@こだわりスカーフ

特性:すりぬけ

性格:控え目

実数値:163-141(4)-95-167(+252)-95-194(252)

技構成:流星群/大文字/蜻蛉帰り/鬼火

C:流星群でH極振りドラパルト(195-96)確定1発

   大文字で耐久無振りヒヒダルマ(181-75)確定1発

ここまでの素早さ実数値にスカーフを持たせとんぼ返りを採用することで初手様子見がしやすく、終盤のスイーパーも行える優秀なポケモン。特殊型で採用した理由は終盤増加傾向にあったと感じる耐久振りドラパルト(ドラゴンアローオボン込み耐え調整、アッキの実持ち等)やダイマックスドラパルトに対しこちらのダイマックスを切らずに対処できる(後者に関しては少し削れていることが前提)点、場を荒らされやすいスカーフヒヒダルマアイアントに打点を持ちたかったという主な2点である。

その反面ゴースト技を採用出来ず、素で技を打つ際は打ち逃げになりやすい、命中不安要素があるという物理型と比べて単体性能の低さが目立った。

性格は元々の火力が低いためそこを補える控え目、技構成はメインウエポンの流星群、ダルマや鋼の打点に大文字、対面操作として優秀な蜻蛉帰り、本来はダイウォールが出来るようにするためという目論みではあるが相手の物理アタッカーを機能停止に追い込める手段として鬼火を採用した。鬼火の枠は呪いでも十分機能すると感じた。

 

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ウオノラゴン@こだわり鉢巻

特性:頑丈顎

性格:陽気

実数値:165-142(252)-121(4)-x-100-139(+252)

技構成:エラがみ/逆鱗/噛み砕く/寝言

A:エラがみ(威力170)H極振りダイマックスバンギラス(414-131)確定1発

          HB特化アーマーガア(205-172)乱数1発(18.7%)

               無振りドラパルト(163-95)乱数1発(87.5%)

こちらも対面操作+高火力というコンセプトに乗っ取って採用した第二のアイアント的存在。先制で打てるもしくは後出しで繰り出される事限定ではあるがその火力は凄まじくHB特化の物理受けでも致命傷を与え、耐久無振りの水半減アタッカーの無理矢理な後出しを許さない。また地味に水/竜タイプとアイアントが苦手とする炎技に滅法強くアイアントに打たれる炎技のクッションとして運用する事もあった。最速アーマーガアやミラー、素早さ同種族値のストリンダーを意識して最速ASで使用したが後者はまず活きた機会が無かったので最速アーマーガア抜き抜き程度までに抑えて耐久に振った方が強いと感じた。

技構成はメインウエポンのエラがみ、タイプ一致でエラがみと合わせて範囲の取れる逆鱗、ドラパルト意識で噛み砕く、ダイマ時柔軟に立ち回れるようにダイウォールを採用したがエラがみ以外の技を打った記憶がほとんどない。噛み砕くに関しては本当に打たなかったのでドヒドイデ意識のサイコファングラプラス意識のけたぐりのどちらかでいいと断言できる。頑張って強そうに書いたが実際はやはり行動保障の無さが目立ちスカーフで使いたい場面も多く感じられた。

 

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ドサイドン@弱点保険

特性:ハードロック

性格:意地っ張り

実数値:213(180)-187(+76)-151(4)-x-76(4)-91(244)

技構成:ロックブラスト/地震/炎のパンチ/剣の舞

悩みに悩んでいた2枠で電気の一貫を切っていなかったことではりきりパッチラゴンに好き放題されたことやトゲキッスに気持ち強めのポケモンが欲しかったためその2点に当てはまるドサイドンを終盤急遽採用した。構築全体で受け回しを軽視していたので剣の舞を採用した型で運用したいと考えていたところ終盤でこのポケモンに欲しかった要素を詰め込んだ育成論と出会ったのでそのまま調整をお借りした。

ドサイドン育成論 : 対応範囲重視|ポケモン育成論ソードシールド|ポケモン徹底攻略

後出しされるHBアーマーガアを何度も剣舞ダイバーンで葬り、対面性能もそこそこ高いため非常に使い勝手が良かった。持ち物は剣舞アタッカーとして状態異常に耐性の持てるラムの実と入れ替えて使っていたが上から弱点技を打たれ耐えて返す場面の方が多く感じられたので最終的には弱点保険に落ち着いた。

 

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ユキノオーきあいのタスキ

性格:うっかりや

実数値:165-118(44)-95-158(+252)-94-107(212)

技構成:吹雪/リーフストーム/氷の礫/絶対零度

S:素早さ無振りロトム(106)抜き

最後の一枠はそこそこマッチングしたトリトドンや水ロトム入りに苦戦を強いられていたので、それらに刺さる草打点のポケモンを採用しようと思っていたが大体草を受けられるアーマーガアや竜タイプの同居率が高かっためそれらに打点を持つことができ、対面性能がそこそこな襷ユキノオーを採用した。アーマーガアに対するダメージやウッドハンマーで襷が削れるのを嫌って特殊メインの型で採用した。ロトムの型判別も兼ねて素早さは無振りロトム抜きまで降り、残りは少しでも礫のダメージ量を上げるためAに振った。技構成はメインウエポンの吹雪にリーフストーム、対面性能の高める礫、受け回しや突破が厳しくなった相手に対してワンチャンス残せる絶対零度を採用。種族値は高くないものの単鋼や炎以外の相手には一致効果力技が通り、本目的以外のトドンや水ロトム入り以外の構築にも選出しそれなりの活躍を見せてくれた。

 

【結果】

中盤最高58位(画像無し)

終盤最高88位

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最終128位

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前期は最終2桁を目標に潜っていて、1月1日の9時を迎える段階で再度2桁チャレンジになるも敗れ不甲斐無い結果に終わってしまいました。準備不足が目立つ1シーズンだったと実感はあるので次こそ頑張りたいの一言。