襟がしゃべるだけ

Single rate,オフレポ,etc.

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当ブログの閲覧ありがとうございます、カラーと申します。

当ブログはポケモンのシングルレート、オフ使用構築の紹介やオンライン大会要項が中心となっています。

更新頻度はあまり高くないかもしれませんが、よろしくお願いします。

TwitterID:@collar_erpk_

 

-シングルレート最高戦績-

ORASシーズン16 最高/最終 2210 最終順位19位

collar-erpk.hatenablog.com

 

SMシーズン6 最高 2174/最終 2161 最終順位5位

collar-erpk.hatenablog.com

 

USUMシーズン13 最高/最終 2134 最終順位7位

collar-erpk.hatenablog.com

 

-オフ戦績-

真皇杯東海予選ベスト8

【ORAS】マンダハッサムライコウ【真皇杯予選&S14使用構築】 - 襟がしゃべるだけ

第4回東海シングルフェスタベスト16

第4回東海シングルフェスタ使用構築 - 襟がしゃべるだけ

第4回名大オフベスト8

マンマンレヒレ+ガルクレセシャンデラ - 襟がしゃべるだけ

かみやん祭り優勝

【かみやん祭り/SMシーズン5使用構築】リフZコケコ/悪Zサザン+カバグロス - 襟がしゃべるだけ

第6回東海シングルフェスタ4位

【SMシーズン6使用構築】攻め思考マンダマンムー【最高2174/最終2161】 - 襟がしゃべるだけ

 

 

 

 

 

【ポケモンSV】 超対面バトンパトラ 【S22最終94位】

【使用構築】

超対面バトンパトラ超は主軸となったクエスパトラのタイプエスパーから。

 

【構築経緯】

 まずルールが変わってから最初のシーズンという事でどういった動きが強いのか正直よく分からなかっため、やる事が分かりやすく、また最終日最後まで走れない事は予め分かっていたのもあり良くも悪くも試合展開の早い対面構築を握る事にした。 

 そこでランクマ配信者のでんそんさんが使用されていたHAチョッキセグ@地面テラス頑丈CSエレビブリ@ステラAS珠呪いミミッキュ@ステラの対面軸が使用率上位に高打点を持ちタイマン性能の高いATK、行動保証のある頑丈+専用の壊れ技、対面選出ながら呪いによる誤魔化しも自然に入っている等の強力な要素の詰め合わせから高い勝率を保たれていたのでそのまま真似る事に。

  

 この3匹が共通して対面したくない相手にマスカーニャ、オオニューラ、ガブリアスが特に挙がったため、それらに弱くなく幅広く選出出来る対面駒としてB厚めの襷クエスパトラを次に採用。

 また加速+バトンタッチがどうしても中速で固まりがちな対面構築の弱みを解消出来そうであったのも採用の決め手となった。

 残り2枠に求められる要素が受け系統やママングライを崩せるこの環境で最強格のブリカイリューに不利を取り過ぎない地面の一貫を切るの3点であったため見た目の圧が強いカイリュー(飛行テラバ/竜の舞/身代わり/アンコール)と暁ガチグマ(ブラッドムーン/大地/真空波/欠伸)を入れ一旦構築を完成とした。

 この6体で暫く潜ってみたものの中々勝ち切れず、敗因を探っていたところ

 B振りパトラの先発性能は確かなものであり、どの構築に対しても積極的に初手に投げていきたいはずが、現環境にいくらでも存在するチョッキ暁ガチグマを初手に投げられた場合の試合展開があまりにもキツ過ぎるというものが主となっていた。

 ブラッドムーンやノマテラハイボ等を襷で耐えルミコリ一発は入れることは出来るが、突っ張れば真空波でそのまま突破される、引こうにも基本選出しているのはセグブリミミッキュのどれかであり、真空波読みの交代でさえ何の解決にもなっていない事が致命的な欠陥となっていた。

 ただセグブリミミッキュパトラの使用感自体は間違いなく良かったため、元より選出機会の少ないガチグマカイリューの2枠を変えて何とかならないか考えていたところ、キノガッサ選出画面にいるだけで相手の初手のガチグマを牽制しつつ、ダイス剣舞型であればパトラのバトンから繋ぎ求めていた崩し要素も満たせることに気付き採用した。

 最後の1枠は地面の一貫を切りつつ、キノガッサ採用により重くなったサフゴに強く、またブリカイリューに不利を取らず、これまで対処法が有耶無耶であったトリルガチグマやイダイトウに強い固有の性質を持つ鋼テラス眼鏡サザンを採用し、構築を完成とした。

 

【コンセプト】

・ほぼ選出固定の機械的ポケモンバトルを目指す。

・交代の一手が強力となる、柔軟な思考の対面構築。

 

【個体詳細】

セグレイブ @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: じめん
特性: ねつこうかん
性格: いじっぱり
215(196)-216(+252)-112-x-106-115(60)
つららおとし / こおりのつぶて / じしん / かわらわり

◆調整意図◆

H-B…A182ガブの地面テラ地震@鉢巻を15/16で耐え。

H-D…C205暁ガチグマのノマテラブラッドムーン+真空波を確定耐え。

A…火力意識で特化。

S…大体の耐久ブリジュラスを抜いているライン。

 カッコイイ怪獣。

 テラスを切る事でタイプ一致の地面+氷の広範囲打点を持ち、無効されない先制技により出し所を選ばせないタイマン性能の鬼。

 また鬼火無効の特性が物理ATKとしての機能を失わせないため本当に強力であった。

 技構成は氷柱落とし、地震、礫まで確定であり、最後は地面+氷の範囲が唯一通らない浮遊+鋼に通り、やんわり壁対策をしている瓦割りを採用した。

 

ブリジュラス
テラスタイプ: ひこう
特性: じきゅうりょく
性格: おくびょう
165-x-150-177(252)-86(4)-150(+252) 
エレクトロビーム / ラスターカノン / りゅうせいぐん / あくのはどう

◆調整意図◆

CS振り切り…最速サーフゴー抜き、かつミラー意識の最速。

 2つの特性により型を決め打ち出来ず、かつエレクトロビームというイカれ技をぶっ放つレギュHにおけるぶっ壊れポケモン

 CS振り切りなため原案では行動保証を持たせる特性頑丈であったが、エスパトラの裏に置く持久力アタッカーブリジュラスがその真価を発揮する事に気付き変更した。

 というのもクエスパトラが襷を盾に相手と対面殴り勝ち、後続のポケモンと対面する頃には大体S+2以上となっていることが多く、どのポケモンよりも速くなっているため自ずと先制技で対処される機会の多いポケモンとなっている。

 またルミナコリジョンという壊れ技の存在が安易な裏読みの技選択を牽制しているとも言える。

 そこで低下力の先制技(神速は半減)に受け出す事で、耐久無振りながらも高いHPを温存させたままB+1段階状態でブリジュラスを場に出すことが出来るため、物理技主体の相手に滅法強いアタッカーが完成する動きが本当に強力であった。

 また純粋に物理相手に加速バトンを引き継ぐというのも強く、持久力ブリジュラス主流の対処法であろう後発から繰り出す高速特殊ATKで上から殴って倒すという動きを覆す事が出来る点も非常に魅力的であった。

 サーフゴーに打点を持つ悪の波動は必須級に感じたため、技構成はこれで確定。

 テラスタイプは特性持久力により弱点に耐性を持った方が圧倒的に強かったため、飛行、格闘が半減となる飛行を選択した。

 

ミミッキュ @ いのちのたま
テラスタイプ: ステラ
特性: ばけのかわ
性格: ようき
131(4)-142(252)-100-x-125-162(+252)
じゃれつく / かげうち / つるぎのまい / のろい

◆調整意図◆

AS振り切り…最速ブリジュラス抜き、かつミラー意識の最速。

 本体は皮。

 妖+霊の広範囲打点、特性によりほぼ無償に積むことが出来る点が言わずもがな強く、また自然と採用される呪いが相手の積み技によって詰まされる展開を阻止できるのが強力であった。

 テラスタイプは一致打点を底上げできるステラ。

 

エスパトラ @ きあいのタスキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: かそく
性格: ひかえめ
171(4)-x-110(236)-165(+228)-81(4)-130(36) 
ルミナコリジョン / マジカルシャイン / まもる / バトンタッチ

◆調整意図◆

H-B…A204カイリューのスケショ5発を確定耐え。

         A189ドラパルト@鉢巻のドラゴンアローを15/16耐え。

C…11n。165-85ブリジュラスをルミコリ+D-2マジシャでどちらも最低乱数を引かない限り倒せる。

S…+1で準速ドラパルト抜き。

 四災出禁により羽を伸ばしまくってる駝鳥。

 加速+ルミコリによる圧倒的タイマン性能、守るによる相手の技選択の様子見、バトンタッチによる後続のサポートと、とにかく強いところしかないこの構築の要。

 またルミナコリジョンという技がクエスを倒されたとしても、こちらの後続ブリのエレビを打ちやすい状況を形成してくれるのも非常にマッチしていた。

 そして環境に格闘テラバが一定数以上存在したため、それ読みで相手が独りでに自滅していったり、襷バトンが決まりやすかったりしたのがかなり好都合であった。

 テラバ不採用により悪の打点となるマジシャは必須級なため技構成はこれで確定。

 テラスタイプはHP1の状態でも相手の皮ありミミッキュに対し、皮温存を優先した影打ち、こちらの裏まで突破を考えた剣舞のどちらにもアドを取れるノーマル。この動きが決まりまくったため変更の余地は無いと思っているが、タイマン性能がより強化されそうなエスパーも面白いかもしれない。

 

キノガッサ @ いかさまダイス
テラスタイプ: ほのお
特性: テクニシャン
性格: いじっぱり
159(188)-200(+252)-101(4)-x-81(4)-98(60)
タネマシンガン / マッハパンチ / テラバースト / つるぎのまい

◆調整意図◆

A…崩し意識の特化。

S…+2で準速ドラパルト抜き。

H-B-D…H:16n-1。BD:端数振り分け。

 選出画面での圧が凄いマイタケ。

 パトラが苦手とする初手チョッキガチグマを牽制し、ママングライ+高火力アタッカーのような環境に多く存在した構築をパトラからのバトンを引き継いで破壊するのが主な役割。

 また後付けではあるが、このポケモンを採用する事でパトラの襷所持の意識を逸らせる点も良かったと思う。

 技構成やテラスタイプはダイスガッサのテンプレートなため特筆する点は特に無し。

 

サザンドラ @ こだわりメガネ
テラスタイプ: はがね
特性: ふゆう
性格: おくびょう
167-x-111(4)-177(252)-110-165(+252) 
あくのはどう / ラスターカノン / りゅうせいぐん / かえんほうしゃ

◆調整意図◆

CS振り切り…最速ミミッキュ意識の最速。

 カッコイイ怪獣その2。

 鉢巻ガブの地震の一貫を切るという名目で最後に補完として入ってきたポケモンではあるが、単純に高水準なS、浮遊+鋼テラスが偉く環境上位のポケモンたちに優位を取れる為、トリルガチグマやイダイトウ入りのような特殊構築以外にも選出機会は多かった。

 また悪タイプという存在がエスパーテラスイエッサンのワイドフォースゴリ押し戦法を自然と防いでいたのも良かった。

 技構成は悪波、流星群、ラスターカノンまでほぼ確定で残りの一枠は鋼テラスを切ったカイリューハッサム意識の火炎放射を採用。ただ打つ機会はほとんど無かったためミミッキュに対して上から皮を剥ぎながら持久力ブリジュラスを場に出せる蜻蛉返りも一考。

 テラスタイプは特性とのシナジーを考えてほぼ鋼一択。

 

【選出】

基本初手パトラのキノガッサ以外の4体どれか。一番多かった投げ方はパトラ+ブリジュラス+セグレイブ。パトラが出せそうにない構築はセグから投げる事がほとんどであった。

 

ママングライ、受け系統初手パトラ+ブリジュラス+キノガッサ。基本キノガッサで崩しに行く想定をしているためパトラを必ず2加速以上させておく事を念頭に置く。

 

バトン、積み展開ミミッキュは確定。裏にクエスパトラを選出すると呪い+守るで定数ダメを稼ぐ動きも可能。

 

【苦手な相手】

受けループダイスキノガッサでいけるかと思いきやテラスを切ったヘイラッシャと幾度となくボコされた。

正直クエスバトンから繋ぐ動きしかしなかったのでマッパを切り胞子を採用するのもありかもしれない(勝てるかは不明)

 

ブラッキー逆立ちしても無理。当たる度にこれ↓↓↓になっていた。

サザンドラを残飯身代わりにすれば解決するかもしれなかったが、パワーが落ちるのを嫌ったためマッチング回避を祈り最後まで眼鏡で使用し続けた。

 

【結果】

 TN:スカーレット  最終94位 - 2108

 

 レギュH最初のシーズンで勝ちきれるか不安でしたが、何とか2桁に滑り込むことが出来て良かったです。次もほどほどに頑張りたいと思います。

 また構築のQRも載せているので試しに使用して頂けると嬉しいです。

 

 ではまた、ランクマッチで。

 

【SVシーズン11】対面ガッサカイリュー【最終100位(R2113)】

【使用構築】

 

【構築経緯】

 レギュEでは暁ガチグマの参入によってこれまで以上にサイクルを回すのが困難だと感じたため、対面的な構築を使用しようと考えた。

 まず対面構築には必須である襷枠を模索していたところ、キノガッサ

1.大流行している暁ガチグマに対して上から胞子、またメインウェポンがどちらも抜群で通る。

2.サーフゴーを除いた環境TOPのメンツに対するタイマン性能が高め。

3.流行しているドラゴンの鋼テラススケショ組に対して強力な先制技が抜群で通る。

等の理由で環境的に戦いやすいのではないかと考えた。

 

 キノガッサを採用するのであればサーフゴーへのケアが必然的となるため、そのサーフゴーに滅法強いイーユイを次に採用。持ち物は行動保証のあるスカーフを選択。

 

 次に対面駒で言わずもがな最強であるカイリューハバタクカミ@ブーストエナジーを採用。ここまで交代の選択肢を取り辛いポケモンたちばかりで最低限柔軟に立ち回るためのクッション枠、またステロでの崩しを担う役としてカバルドンを採用。

 

 最後にキョジオーンに対するメタとして剣舞/身代わり/暗黒強打/ドレインパンチ@残飯の毒テラス悪ウーラオスを採用。

 

 初めこの6体で対戦していたところ

1.メインの選出となる対面駒のほとんどがステロに弱すぎる(襷ガッサ、マルスカイリュー、ステロ抜群イーユイ)

2.水ウーラオスが重すぎる。

3.キョジオーン入りに裏選出をされた場合、悪ウーラオスの型としての弱さが目立ち敗けに繋がる。メタ枠なので他の構築に対する選出率も当然低くお荷物状態に。

等の欠点が挙げられたため、悪ウーラオスを外して1.2を解消出来そうなイダイトウを採用。襷はキノガッサに取られているため、持ち物はほぼ必然的にスカーフに。

 元々控え目スカーフであったイーユイを最速眼鏡型に変更し、キョジオーン入りの裏表選出にある程度抗えるようにして構築を完成とした。

 

【個体解説】※採用順

キノガッサ@気合いのタスキ

特性:テクニシャン

ラスタル:鋼

実数値:135-198(+236)-118(140)-x-80-107(132)

技構成:タネマシンガン/マッハパンチ/岩石封じ/キノコの胞子

<調整>※1

HB A200水ウーラオス@こだわり鉢巻の水テラス水流連打の最大ダメージが129

          A200キノガッサマッハパンチを最高乱数二連以外二耐え

A出来るだけ高く。11n

S…無振りFCロトム抜き

 構築の始点。キノコの胞子+タスキでほとんどの相手にタイマンを張れる対面の要。

 初めは遅いカイリューの上から胞子を打てる、また岩石封じでオーガポンを確実に抜ける意地ASぶっぱで使用していたが、初手水テラス水ウーラオス@こだわり鉢巻の水流連打で構築が崩壊したためHBに振った型に変更したところダイスカイリューのスケイルショットを乱数次第で耐えるようになったり、ミラーに強くなったりと思いの外耐久振りの恩恵を感じる場面が多々あったためそのまま続投した。

 当初の思惑通りの活躍を見せてくれたが、やはり眠りターンやタネマシンガンの回数などの不安定要素が懸念であり、また草テラスやラムの実などこちらからは見えない相手のキノガッサ対策に翻弄される事も少なくなかった為過信は禁物だと改めて感じた。

 テラスタルは地味に重めなセグレイブに抗える、襷が潰れた状態であってもハバタクカミを切り返す可能性を残せる、砂ダメ、毒無効などの利点が挙げられる鋼を選択した。

 

イーユイ@こだわり眼鏡

ラスタル:ゴースト

実数値:131(4)-76-100-187(252)-140-167(+252)

技構成:火炎放射/オーバーヒート/悪の波動/サイコキネシス

<調整>

最速CS。

 地ならしを入れる余地の無いキノガッサの相方。サーフゴーに対して対面はもちろん後出しからでも強いのがやはり魅力的。

 止むを得ず後からスカーフを奪われた形にはなったが、最速眼鏡は相手のスカーフ以外のウーラオスランドロスの上から確実に動くことができるため、キョジオーン入りや受け寄りの構築に対面的な選出をされた場合でも最低限の仕事をこなす事を実現しつつ、サイクル中心の選出をされた場合はカバルドンと合わせて破壊する事が出来る点が強力であった。

 テラスタルカイリューの神速、キョジのボディプレが無効になるゴーストを選択。

 

カイリュー@鋭い嘴

特性:マルチスケイル

ラスタル:飛行

実数値:191(196)-204(+252)-115-x-120-108(60)

技構成:テラバースト/地震/神速/アクアジェット

<調整>

A特化

S…S振ってないカイリュー意識。4振りキラフロル抜き。

H…余り。16n-1

 対面構築にて採用しない理由が無いポケモンその1。

 他のポケモンがテラスタルに依存しない型なため、テラスタルを最大限に活かしつつどの相手に対してもタイマン性能が高いと言える飛行テラバ型で採用。

 技構成はテラバ、地震、神速までは確定でアクアジェットキノガッサが仕留め損ねてしまった体力ミリのハバタクカミやパオジアンなどに対してかなり有効に働いたため採用。特に体力ミリのパオジアンはカイリューに対してゴーストテラスを切ってくれる事が多く、テラスタルの無駄打ちをさせられる点が強力であった。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

ラスタル:水

実数値:161(244)-54-116(+244)-155-155-158(20)

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/瞑想/挑発

<調整>

Sブエナ発動時最速ランドロス抜き。

HB…余り。

 対面構築にて採用しない理由が無いポケモンその2。

 カバルドンが相手のブエナカミを流すことが出来るため、ミラー意識を捨てて他に対するタイマン性能を高められるHB型で採用。

 ムンフォ、シャドボ以外の二枠は甘える、痛み分けと悩んだがカバルドンで場を荒らせた時のアドバンテージを得たい、ガチガチの受け構築を崩す手段を持っておきたい等の理由で瞑想、挑発を選択した。

 対面構築はステルスロックや絡め手に弱いので、それらをカバーできる挑発は特に有効に働いていたように感じる。

 テラスタルは弱点の鋼半減、重めな水ウーラオスやラッシャに対する性能を上げられる水を選択。

 

 

カバルドン@オボンの実

特性:砂起こし

ラスタル:鋼

実数値:215(252)-132-176(+172)-x-103(84)-67

技構成:地震/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし

<調整>※2

HB…11n。A200悪ウーラオスの+2悪テラス暗黒強打を66.3%耐え

 カイリュー、ブエナカミに対して後出しの安定する万能クッション。

 もう再三言われているであろうがやはり砂でカイリューマルスケを潰せる点、キョジオーン入りにも臆せず投げれる点が非常に強力。

 吹き飛ばしと怠けるは選択になりがちだが、今回は相手のカイリューカミを確実に流すことを意識して吹き飛ばしを採用した。

 テラスタルはパオの氷柱半減、カミのムンフォを半減し時には無理矢理展開を作っていける鋼を選択。

 

イダイトウこだわりスカーフ

特性:適応力

ラスタル:水

実数値:195-164(252)-86(4)-x-95-143(+252)

技構成:ウェーブタックル/お墓参り/クイックターン/アクアジェット

<調整>

最速AS。最速ドラパルト抜き。

 前述した通り重めな水ウーラオスに対してタイプ上有利を取れ、ステロが致命的ではない後発エースとして採用した本構築のラストピース。

 最速でスカーフを持たせれば最速ドラパルトまで抜けるので、一手目、二手目を対面的に扱い終えた後やカバでステロ吹き飛ばしで場荒しした後のスイープ役としてこれ以上に無いほど適任であったと言える。

 テラスタルは不意打ち弱点を消せる、また技のほとんどが必須級の水技で構成されている等の理由で水を選択した。

 

【選出】

 対面的に殴り勝てそうな並びであればキノガッサ+カイリュー+ハバタクカミorイーユイorイダイトウ。初手はキノガッサカイリューどちらかの選択。

++

 ステロの刺さりが良い。カバで場荒しをした後ブエナカミかイダイトウを通すルートが見えたらキノガッサorカイリュー+カバルドン+イダイトウorハバタクカミ。

++

 受け寄りの構築に対してはカバルドン確定、ハバタクカミとイーユイ準確定から両選出か残り適当に選択。

++

 

【重いポケモン、並び】

・襷パオジアン

対面で安定して処理できるポケモンがいない。怯みを引いたら相当キツめ。

・毒びし展開

カイリュー以外に毒びしが通ってしまう上に、回収できるポケモンもいない。

挑発で阻止したいがドヒドイデはメンタルハーブ持ちも多いため安定せず、オボン型のオオニューラは対面で殴り負けてしまうため挑発云々どころでない。

 

【結果】

S11シングル最終100位(R2113)

TN:バイオレット

 

今後もより上位を目指して頑張っていきたいです。

ここまでの閲覧ありがとうございました。

 

 

 

 

調整を参考にさせて頂いた構築記事

※1

【S9最終22位/2132】ガッサカバイダイトウ【ポケモンSV】 - そこの鬼畜なおにーやん(^ω^)日記

※2

【s10 最終30位】不動スタン - ポケモンバトルの陰と陽

 

【SVシーズン9】スカーフツツミ+ハッサムガチグマ 【最終92位(R2092)】

【使用構築】

 

【構築経緯】

 まず現環境TOPのポケモンたちの中でも特に初手から投げられやすく、後出しの効きづらい水ウーラオス、パオジアンらに強い初手を考えるところから始めた。

 

 水ウーラオスはともかく、パオジアンは下から行動してしまうと氷柱落とし怯みや絶対零度被弾など不安定な要素が残るため、上から動いてこの二体を対処できるポケモンを探したところ、フェアリーテラスかつテラバーストを採用したテツノツツミが適しているのではないかという考えに至った。(先制で二体の弱点を突き、こちらの弱点として突かれる格闘技を半減で受けることが出来る)

 

 初めは一定数型として存在している最速眼鏡型で考えていたが、スカーフウーラオスが現環境に少なくなく、こちらもスカーフを持たせれば

1.先制蜻蛉されて逃げられることなく倒せる。またこちらが先にテラスタルを展開していた場合でも後発水テラススカーフウーラオスを上からフリーズドライで処理できる。

2.元々素早さが高いので努力値のほとんどを耐久に割くことができ、より行動を保証させられる。

3.読まれにくく対戦相手の意表を突きやすい。

等の利点があると考えられたため、そちらで採用する事にした。

 

 初手テツノツツミからスタートする場合、特に不利を取ってしまう相手としてハバタクカミが第一候補に挙がったため、交代先のクッションとしてハッサムを採用する事にした。

 数あるカミ受けの中でハッサムを選択した理由はやはり強力な先制技で上から縛る事が出来る点であり、またテツノツツミが襷等で取りこぼした水ウーラ、パオジアンを被害少なく処理できる点も評価した。

 

 この二体セットで投げるのをメインとした場合、ツツミ受けが繰り出されるであろうタイミングで打つクイックターン、また有利対面で打てる後攻蜻蛉返りから火炎玉発動ガチグマを着地させる動きが強力であると感じたため3体目に採用。

(また一貫している電気、ゴースト技等を無効化出来る)

 

 この3体を基本選出とし、残りは補完で固めた。詳細は下記の個体説明にて。

 

【個体解説】※採用順

テツノツツミ@こだわりスカーフ

ラスタル:フェアリー

実数値:161(236)-90-135(4)-193(+252)-81(4)-158(12)

技構成:フリーズドライ/ハイドロポンプ/テラバースト/クイックターン

<調整>

HB…A204カイリュー@こだわり鉢巻の飛行テラバーストを15/16耐え

  A200水ウーラオスの等倍水流連打+等倍アクアジェットをどちらも最大ダメ引かない限り耐え

  A189パオジアンの等倍氷柱落とし+半減不意打ちを確定耐え

HD…C176テツノツツミの眼鏡フリーズドライ確定耐え

  C205ハバタクカミのムーンフォース確定耐え

C…特化。C176テツノツツミのフリドラ確定耐えH207水ウーラオスが5割の乱数で一発

S…最速ランドロス抜き

 本構築の軸。眼鏡と比べて火力は見劣りするものの、現環境のスカーフ持ち(最速ランド、準速イーユイ等)の上から動ける素早さと調整に記した通りの耐久で行動保証を得たポケモン
 実際何故か初手水ウーラオス、パオジアン対面で水流連打や氷柱落としを押される事が少なからずあったのでCS眼鏡型とは明確に違う強みが出ていたように感じる。

 

 環境にいるスカーフラオスがほとんど意地であったため素早さを落しているが、今後最速個体が増えるようであれば調整してもいいように思える。

 

ハッサム@オボンの実

特性:テクニシャン

ラスタル:悪

実数値:177(252)-169(+28)-120-x-129(228)-82(個体値25)

技構成:バレットパンチ/蜻蛉返り/泥棒/剣の舞

<調整>

A…無振りミミッキュバレットパンチで皮ダメ込み確定

HD…余り。C187カミのシャドーボールが67~79(あくまでの目安)

S…前期一番上位で採用されていたハッサムの素早さより1遅い(ミラーで下から蜻蛉返りをしたいため)

 ハバタクカミ、サーフゴーなどテツノツツミが不利を取る特殊ATに対するクッション。初めはHAD振りチョッキのような型で使用していたが、相手の物理ATに対しても行動回数が欲しかった事と剣の舞+バレットパンチがあるだけで詰め筋になり得て強力であると感じたためHDオボンの実に変更。

 

 代わりにハバカミのマジフレが相当厳しくなってはいたが、眼鏡ならどの道耐え切れず、オボン剣舞は自然と採用される泥棒との相性も良く期待以上の活躍を魅せてくれたのでこの変更は間違っていなかったと感じている。

 テラスタルシャドーボールなどのゴースト技でのゴリ押し突破を切り返す&泥棒の火力補助にもなる悪。

 

ガチグマ@火炎玉

特性:根性

ラスタル:フェアリー

実数値:223(140)-209(+236)-126(4)-x-101(4)-86(124)

技構成:空元気/地震/冷凍パンチ/草分け

<調整>

A…出来るだけ高く。11n

H…火傷ダメ最小

S…無振りハッサム抜き。S+1で129(123~126ラインを抜ける)

 ヒスイヌメルゴンジバコイル等のツツミ受けにも対面滅法強ければ物理での殴り合いも弱くなく、軸二体が採用している対面操作技とも相性が良いのですんなりと構築に入ってきた万能熊。

 

 技構成は空元気、地震までは確定で残りはツツミ受けの裏に置かれやすいゴツメカイリューや霊獣ランドロスを意識した草分け、冷凍パンチを採用した。

 特に冷凍パンチは読まれにくく、威嚇込みで根性空元気を耐えて来る鉢巻ランドやHBに厚いゴツメカイリューを迅速に処理できる点が非常に強力であった。

 

 後出しヘイラッシャや崩しを意識してAにかなり割いているが、S+1で準速カイリューもしくはサーフゴー抜き出来るラインの素早さも欲しく感じる時もあったため、調整は諸説あり。

 テラスタルは基本選出の3体で一貫している格闘、悪技に耐性をつけるフェアリーでの採用。

 

カイリュー@ラムの実

特性:マルチスケイル

ラスタル:飛行

実数値:167(4)-204(+252)-115-x-120-132(252)

技構成:テラバースト/地震/アクアジェット/アンコール

<調整>

特に意図無し。ASぶっぱ。

 補完枠その1。基本選出の3体では1.キノガッサやオオニューラがキツい 2.ゴリランダー+ヒードランの並びがキツい 3.地面技が一貫している 等の問題が挙げられたため、それらを解消出来そうなラム飛行テラバカイリューを採用。

 やはりカイリューなだけあって補完枠としての仕事はしっかりこなしてくれたように感じたが、技構成がテラス依存であり基本選出にはどう頑張っても組み込めない型であったのは懸念点であった。

 アンコールは正直雰囲気で採用したが活きた場面がほとんど無く、竜の舞で良かったように感じる。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

ラスタル:水

実数値:131(4)-x-91(124)-187(252)-156(4)-188(+124)

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/瞑想/身代わり

<調整>

C…極振り。シャドボを15/16耐え171-115サーフゴーがツツミのクイタンダメと合わせてほぼ落ちる。

S…ブエナ発動でS上昇調整

HB…A189パオジアンの不意打ち確定耐え

  A156ミミッキュの珠影打ち確定耐え

 補完枠その2。ノーマル(神速)と竜技の一貫切り、こちらのハッサムで相手のブエナ神を流した後に展開する動きが無難に強力等の理由で採用に至った。

 またツツミ水ウーラオス対面でのクイックターンがサーフゴーバックと居座り格闘技のどちらにも対応出来ていて有利な展開を取れるのではないかという考えもあったが、既述の通り水流連打を押されていたり、基本選出には組み込みづらかったりと上手く実現させる事は出来なかった。

 

 とは言えツツミとは違って柔軟に動ける高速ATという面で十二分優秀であった。

 テラスタルはやはり水ウーラオスや鋼技に耐性付けたかったため水での採用。

 

パオジアン@気合いのタスキ

ラスタル:ゴースト

実数値:155-187(+236)-119(148)-x-85-171(124)

技構成:氷柱落とし/聖なる剣/不意打ち/絶対零度

<調整>

A…出来るだけ高く。11n

HB…A120ヘイラッシャのウェーブタックルが乱数二発(24.2%)

S…最速ガブリアス抜き抜き

 補完枠その3。ツツミ以外の先発要員、またトリルを切り返せる襷枠で一番圧の強いパオジアンを採用。

 ミラー以上に火力での押し切り、ドヒドディンルーやラッシャ入りを零度の試行回数を増やして崩しにいきたいと思う場面が多かったためSを最低限に留めた意地AB振りの配分とした。

 テラスタルは神速無効を意識したゴーストでの採用。

 

【選出】

基本選出

初手テツノツツミに、裏がハッサムガチグマである事がほとんど。

ガチグマは場合によってはハバタクカミやパオジアンを投げる事もあり。

+ + ( or )

 

キノガッサやオオニューラ入り、ゴリランダー+ドランの並びには初手カイリューから展開。初手毒びしオオニューラ+龍舞カイリュー+ブエナツツミorスカーフイーユイのような並びにはカイリュー+ガチグマ+ハッサムorハバカミと投げる事がほとんど。

++or

 

キョジオーン入りには初手ガチグマ、ドヒドディンルーなどの受け寄りの構築には初手パオジアンから展開。裏にガチグマを添えてより受けを意識した選出がほとんど。

+@1

+@1

 

【結果】

S9シングル最終92位(R2092)

TN:スカーレット

114戦77勝37敗

 

 

ここまでの閲覧ありがとうございました。

 

【SVシーズン3】鉢巻ドラパ(珠ツツミ)+2クッション【最高213x 最終2105 最終243位】

【使用構築】

 

【コンセプト】

高速物理(特殊)高火力ATをエースに対物理/特殊それぞれ二体のクッションを裏に添え、安定したサイクルを形成しつつ最終的にエースを通して勝つ。

 

【個体詳細】※採用順

ドラパルト@こだわり鉢巻

ラスタル:ゴースト

特性:すり抜け

実数値:169(44)-172(252)-95-x-95-207(+212)

技構成:ドラゴンアロー/テラバースト/蜻蛉帰り/不意打ち

A - 特化 

・霊テラバーストが131-68等倍ハバタクカミ(意地ミミの珠影打ち高乱数耐え)に186~220

131-135テツノツツミに116~138、171-100テツノドクガ(耐久振り)に156~184

S - 最速テツノツツミ+1 H - 余り

 

 ドラゴン/ゴーストの広い攻撃範囲をタイプ一致で持てる点、そして何よりシリーズ2から新たに参戦した高速高火力ATとされるハバタクカミやテツノツツミたちなどを素で上から殴れる素早さを評価し採用した高速物理ATのエース枠。

 その高すぎるSが偉い反面、Aの数値と耐久が心もとないため対面性能自体はそこまで高くなく、想像以上にエースとして通すのが難しかった印象(構築にステロがあれば話は変わったかもしれない)。また大量発生していたキョジオーンに強くない点も逆風であった。

 ミラー意識よりも少しでも有象無象の攻撃を耐えれるようにSは必要最低限である最速テツノツツミ抜きで抑え、余りをHに振った。(意地マスカーニャの不意打ちの乱数がズレる)

 

テツノツツミ@命の珠

ラスタル:水

実数値:133(12)-x-134-193(+252)-80-187(244)

技構成:ハイドロポンプ/テラバースト/フリーズドライ/身代わり

C - 特化 

・水テラスハイドロポンプ+テラバーストが177-142ジバコイル@突撃チョッキに99~117+73~86

・水テラステラバーストが207-142キョジオーンに213~255

フリーズドライが157-128ロトム(水)に156~187

S - 最速テツノブジン+1 H - 余り

 

 高水準なCとS、水/氷(水に抜群を取れる)の受け辛い攻撃範囲を評価し採用した高速特殊ATのエース枠。似たような性能を持つ特殊ATとしてハバタクカミが挙げられるが、ドラパが隙を見せるキョジオーン絡みに強く、終盤流行っていたイルカマン構築にも臆せず投げれる等の違いが採用の決め手となった。

 特にキョジオーンのテラス択を回避する事を意識して身代わりを採用したかったため、持ち物はこだわり眼鏡では無く命の珠を選択。打たれやすい状態異常技を透かせるのも当然大きい。

 ドラパルトに足りない崩しを補うためテラスタルは超高火力一致ドロポンを放てる水、性格も火力意識のC補正となっている。

 テラバーストは命中に臆せずキョジオーンを、後投げされやすいHDチョッキジバコイルをテラスドロポンと合わせてほぼ倒せる事などから採用に至ったが結局はドロポン頼りになる事が多く正直偉ぶり感が否めない為、この枠は身代わりと合わせて強力な動きが出来るアンコールと要検討である。

 

ヘイラッシャ@食べ残し

ラスタル:草

特性:天然

実数値:257(252)-120-183(+252)-x-86(4)-55

技構成:ウェーブタックル/ボディプレス/欠伸/守る

HB - 特化 D - 余り

 対物理のクッション枠。HBの数値の高さとやはり特性天然が最強すぎる為に採用。

構築で誰もキノコの胞子の一貫が切れておらず、キノガッサとアラブルタケに偶発対面してしまった際好き放題されないようテラスタルは草を選択。

 残飯型のテンプレであるウェーブタックル/欠伸/守るの最後の一枠はウェーブタックルを半減してくる水、草、竜に通り、上からギロチンを連打してくるドドゲザンの処理遂行速度を意識したボディプレスを採用。とにかく物理技を受けれるようガチHB特化にしている為その点も相性が良い。

 

テツノワダチ@突撃チョッキ

ラスタル:水

実数値:197(252)-146(+4)-140-82-122(252)-126

技構成:地震/アイアンヘッド/叩き落とす/ボルトチェンジ

HD - 特化 

・187眼鏡ハバタクカミのマジカルフレイムが88~104(17.1%の乱数二発)

・205眼鏡ハバタクカミのシャドーボールが76~91(確定三発)

A - 余り

アイアンヘッドが149-89ハバタクカミ(Sブースト耐久調整)に150~176

地震が163-115サーフゴーに144~170

 主にハバタクカミやサーフゴーを意識した対特殊クッション枠。

 この所謂特殊受けチョッキ枠は一般的にジバコイルである事が多いが、対ハバタクカミではムーンフォースに後投げする際や対面でマジカルフレイムを打たれる際のCダウンが致命的で処理が怪しいと感じた点、ヘイラッシャと合わせて一緒に選出する事がほとんどでありながら電気の一貫が切れていない為相手のボルトチェンジに翻弄されてしまう点などが懸念点であった。

 そこでハバタクカミの強力なムーンフォースを半減で受けながらかつ物理の一致弱点を突け、電気無効である鋼/地面タイプのテツノワダチを採用した。一定数いた炎テラスカミに対しても地震で難なく切り返せるのも強み。

 タイプ上ツツミやドクガは受けれないが、その二体はドラパルトで上から縛る事が出来る為立ち回りさえ気を付ければ特別問題は感じなかった。 

 テラスタイプは元タイプの弱点である炎、水が半減となる水を選択。そこそこ切る場面があった為間違っては無かったと思われる。

 性格、努力値振りは対面的に殴る事も意識しながら対特殊のクッションを担ってもらえるよう意地っ張りHD特化。基本的に下からボルトチェンジした方が良いのでは?とS下降補正で使用していた時期もあったが無振りでも元々のS種族値の高さの恩恵を受け、上を取った方が有利に働く場面がそれなりにあった為(眼鏡サーフゴーやチョッキセグレイブ等)採用を見送った。

 技構成はタイプ一致の地震/アイアンヘッド、詳述するまでも無く強力な技である叩き落とす、対面操作を行えるボルトチェンジで個人的には完結していた。

 

ロトム(炎)@オボンの実

ラスタル:フェアリー

実数値:157(252)-x-174(+252)-126(4)-127-106

技構成:オーバーヒート/ボルトチェンジ/イカサマ/鬼火

HB - 特化 C - 余り

 補管枠。上記四体で相手が厳しいマスカーニャやテツノブジンに対面から、またクッションとしても強く、地面の一貫を切るために採用。

 役割対象は主に物理ATであり、数値が足りていない為HB特化。テラスタイプはセグレイブやガブリアスなどよりもテツノブジンやイダイナキバなどを相手してもらう事がほとんどであったため、その辺りを意識したフェアリー。

 

セグレイブ@気合の襷

ラスタル:ドラゴン

特性:熱交換

実数値:191(4)-216(+252)-112-x-106-139(252)

技構成:巨剣突撃/地震/氷の礫/剣の舞

AS - 特化 H - 余り

 補管枠その2。元々対受けループやキョジオーン絡みをメタった黒眼滅びハバタクカミを採用していたが汎用性の低さから普通の構築にまず投げれる事が無く、特定の構築メタよりもサイクルを要さない対面選出が出来る駒が欲しいと感じたため、最終日から襷セグレイブを採用した。

 数ある襷アタッカーの中からセグレイブを選んだ理由は型の匿名性が非常に高い点、重いと感じていたウルガモスに強い点、対策が手薄になった対受けやキョジオーン絡みに剣の舞+巨剣突撃@ドラゴンテラスタルで気持ち抗えている点などなど。

 やはり単体の性能も襷の行動保障も強力で、受けループにはほぼマッチングしなかった為急遽投入した枠としては選出率も高く、非常に活躍してくれた。

 

【選出パターン】

()+()+ 

コンセプト通りエースAT+2クッションが基本選出。

片方のクッションが腐りそうな場合、対面的な選出を行いたい場合などにはセグレイブを選出。

 

【結果】

TN:スカーレット 

最終日最高213x(最終日朝8時時点140位)/最終462位

TN:カラー

最高最終2105

 

閲覧ありがとうございました。

 

【剣盾S21使用構築】眼鏡ウルガ+両壁レヒレ+ザシアン【最高2060~2070/最終198x】

【概要】

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【構築経緯】

f:id:collar_erpk:20211003183738p:plainf:id:collar_erpk:20211003190158p:plainf:id:collar_erpk:20211003190207p:plain

 環境TOPであるザシアン構築に対するメタを考えていたところ、ザシアン、そしてその取り巻きであるHBサンダーや霊獣ランド、カバなどにも対面から強く出れる眼鏡ウルガモスに着目し、このポケモンから構築を組み始めた。

 スタンダードなザシアン構築に入りがちなウオノラゴンに対しては炎技に対して繰り出される、もしくは砂かき下であると対面不利を取ってしまうため、引き先としてタイプ一致技を両方半減以下に抑えれるカプ・レヒレを採用。

 ここでこちらの禁伝枠も禁伝・一般枠問わず殴り合える範囲の広いザシアンを採用するつもりだったので、元々状態異常からザシアンを守る優秀な特性を持つレヒレを更にサポート特化させた両壁型で採用し、最終的にはこちらのザシアンを通していくルートを確立させた眼鏡ウルガ+両壁レヒレ+ザシアンの基本選出が完成した。

 

 残り枠は上記3体のみでは対応しきれず対策不可欠だと感じた黒バド軸、オーガ軸、受け構築を強く意識した駒を採用していたが最後までしっくりこず、途中何度も変えていたため最終日に使用していた個体のみ紹介。

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【コンセプト】

・ザシアン構築に対して高い勝率を確保する。

ミストフィールドや両壁を盾に、ザシアンで分かりやすくゲームメイクを行う。

 

【個体詳細】

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ウルガモス@こだわり眼鏡

特性:炎の体

性格:控えめ

実数値:177(132)-x-86(4)-200(212)-126(4)-140(156)

技構成:炎の舞/オーバーヒート/虫のさざめき/サイコキネシス

調整:

HB-A244ザシアンの+1ワイルドボルト確定耐え

S-最速ウオノラゴン抜き

C-余り。出来るだけ多く

ある程度の耐久とSを確保し、ザシアン構築に対して初手出し負けしない事を意識して調整した。

HBサンダーやカバ、ランドなどは軒並み上からオバヒでワンパンは勿論の事、ザシアン受けとして一定数存在した相性不利のウインディも炎の舞でゴリ押していく事も可能。

対ザシアン構築であればこのポケモン一匹で壊滅させれるほどの破壊力を持っていたが、スタンから外れたCSサンダーやASランドなどに遭遇するだけでこちらの想定していたプランが破綻するため、安定性に保障が無かったのが弱み。

技構成は殴ってるだけで積める破格の性能を持った「炎の舞」、最大火力の「オーバーヒート」、タイプ一致で水に通る「虫のさざめき」、ダイナやドヒドに通る「サイコキネシス」を選択した。

 

f:id:collar_erpk:20211003190158p:plain

カプ・レヒレ@光の粘土

特性:ミストメイカ

性格:図太い

実数値:177(252)-x-157(60)-115-150-130(196)

技構成:自然の怒り/挑発/リフレクター/光の壁

調整:

S-準速ウオノラゴンを抜け、HBサンダーをほぼ確実に抜く事を意識したライン

HB-余り

ウオノラゴンへの後出しから安定して壁展開するため、またHBサンダーを上から削り羽休め身代わり等でターンを稼がれるのを防ぐためS振り。

ザシアンの特化+1ワイルドボルトは4割程でしか耐えないが、初手に投げるよりガモスやザシアンが不利を取る相手のクッションになってもらいながら展開する動きがほとんどだったため、耐久値はそこまで気にならなかった。

持ち物は両壁採用のため光の粘土ほぼ一択。レヒレのこの持ち物はまず読まれることは無く、相手にこちらの展開を阻害されず安定して想定通りの動きを通していけたのが非常に強力であった。

両壁以外の技構成は削りを意識した「自然の怒り」とそれと相性のいい「挑発」を選択した。

 

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ザシアン@朽ちた剣

特性:不撓の剣

性格:陽気

実数値:183(124)-207(132)-135-x-135-220(252)

技構成:巨獣斬/じゃれつく/ワイルドボルト/剣の舞

調整:

HB-A244ザシアンの+1巨獣斬確定耐え

S-ミラー意識最速

A-余り

初めは最速ダイナ抜きザシアンを意識したS203で使用していたが、それでも相手のザシアンに先手を取られる事がそこそこあり、壁込みでも上から剣舞巨獣斬×2を受けてしまうのは致命的だったためこちらも最速に変更した。

削りに削ったAは両壁によって剣舞のタイミングを確保する事でカバーしていたが、悠長に積んでいると今度は先にミストフィールドの方が枯れてしまい、結局対サンダーには静電気との確率ゲーに持ち込まれてしまう場面が少なからずあったのが難点であった。

技構成は両壁と合わせて全抜きを狙う「剣の舞」、高威力命中安定の「巨獣斬」、サンダーやウオノラゴン等に通る一致技「じゃれつく」まではほぼ確定で、最後一つは鋼妖が両半減の炎にも通る受け寄りの構築にも刺さる「ワイルドボルト」を選択した。

 

f:id:collar_erpk:20211003201029p:plain

サンダー@こだわりスカーフ

特性:静電気

性格:臆病

実数値:165-x-106(4)-177(252)-110-167(252)

技構成:10万ボルト/暴風/ボルトチェンジ/熱風

黒バドを相手する以上、上から殴る事の出来る駒は必須だと感じ投入したスカーフ枠。

サンダーを選んだ理由は

・ここまで一貫している地面を切る

・選出画面で型を誤認させれる可能性が高い≒読まれにくく、こちらが試合のテンポを取りやすい

・環境に多いスカーフ持ち(f:id:collar_erpk:20211010100141p:plainf:id:collar_erpk:20211003201057p:plain)より速く、ワンパンも可能

・オーガ軸にも投げやすい

など。技構成は特に語る事の無い基本構成。

肝心の黒バドを上から一撃で落とせる技が無い点が微妙。

 

f:id:collar_erpk:20211003201043p:plain

ホルード@気合の襷

特性:力持ち

性格:陽気

実数値:161(4)-108(252)-97-x-97-143(252)

技構成:地震/電光石火/ストーンエッジ/冷凍パンチ

調整:S-準速カイオーガ抜き

ザシアンが黒バドレックスに対面強くない調整のため、アストラルビット連打で試合が終わらないよう投入したノーマルタイプ枠。

重くなりがちなウルガモスやザシアンをコピーしたメタモンのストッパーも担っている。

準速オーガやマンムーを意識して最速で使用したが、A特化であれば耐久振りザシアンを確定で落とせるという強みもある。

技構成はメインウエポンの「地震」、なんやかんやあると便利な一致先制技「電光石火」、HBサンダーに確定二発の取れる「ストーンエッジ」、後出しされやすいランドに打つ「冷凍パンチ」を選択した。

黒バドに投げる時以外は本当にマンムーでいいなと何度もなった。

 

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ウーラオス@こだわり鉢巻

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

実数値:175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)

技構成:暗黒強打/インファイト/不意打ち/毒突き

ここまで重たい日ネク構築やヌオー入りの受け構築への対策、ホルードと合わせて黒バドの技の一貫を切る事も出来る鉢巻悪ウーラオスを採用した。

調整は対面での強さより崩すことを意識しているのでA特化。

技構成はメインウエポンである「暗黒強打」、「インファイト」、強力な先制技「不意打ち」、そして最後の枠は最終日付近無視できない程マッチングしたブルル付近のサイクルを崩すため「毒突き」を選択した。

特性のおかげで相手に守る択を作らせないのも強力であった。

 

【主な選出パターンについて】

VS カバザシノラゴンサンダーetc.f:id:collar_erpk:20211012175455p:plainf:id:collar_erpk:20211012181816g:plainf:id:collar_erpk:20211012175541p:plainf:id:collar_erpk:20211012175551p:plain

f:id:collar_erpk:20211003183738p:plainf:id:collar_erpk:20211003190158p:plainf:id:collar_erpk:20211012181816g:plain

VS メタモン入りザシアン軸f:id:collar_erpk:20211012181816g:plainf:id:collar_erpk:20211012175907p:plain

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・VS 黒バド軸f:id:collar_erpk:20211012181900g:plain

f:id:collar_erpk:20211003201029p:plainf:id:collar_erpk:20211003201043p:plainf:id:collar_erpk:20211012181816g:plain or f:id:collar_erpk:20211003201057p:plain

・VS オーガ軸f:id:collar_erpk:20211012180758p:plain

f:id:collar_erpk:20211003201043p:plainf:id:collar_erpk:20211003201029p:plainf:id:collar_erpk:20211012181816g:plain or f:id:collar_erpk:20211003201057p:plain

・VS ダイナ(+ゴツメ枠)軸f:id:collar_erpk:20211012181950g:plainf:id:collar_erpk:20211012181602p:plain

f:id:collar_erpk:20211012181816g:plainf:id:collar_erpk:20211003201043p:plainf:id:collar_erpk:20211012175551p:plainorf:id:collar_erpk:20211003201057p:plain

・VS ブルル入りサイクルf:id:collar_erpk:20211012184641p:plainf:id:collar_erpk:20211012184658p:plainf:id:collar_erpk:20211012184707p:plainf:id:collar_erpk:20211012184815p:plain

f:id:collar_erpk:20211003201057p:plainf:id:collar_erpk:20211012181816g:plainf:id:collar_erpk:20211012175551p:plain or f:id:collar_erpk:20211003201043p:plain

その他構築は基本f:id:collar_erpk:20211003183738p:plainf:id:collar_erpk:20211003190158p:plainf:id:collar_erpk:20211003190207p:plainと投げる事がほとんどであった。

 

【戦績】

最終日最高45位(その時点ではレート2060 ~ 2070くらい)/最終344位(レート1981)

f:id:collar_erpk:20211012185619j:plain 

 

 

 

 

 

【あとがき】

 超絶久しぶりにポケモンガチ対戦に参戦しました。

 きっかけはいろはさんから「今期のポケモンはおもろいからやれ」と連絡が来て(これ自体は一年前くらいからずっと言ってる)、更に6,7世代の人も皆やってるとの事+眼鏡ウルガ両壁レヒレザシアンの案までくれたので流石にやり始めるを得ませんでした。

 結果ルールが面白くて久々の対戦は超楽しかったし、普通に構築も強くて構築ビルダーいろは様々って感じでした。

 最終日深夜帯に2000~2070くらいまでウロウロしていたので2100まで目指していましたが最後はダイナ軸に負けまくったり立ち回り雑だったりとで勝ち切れなかったのが残念でした。猛省。

 その事もあって今期こそ勝ちたいな~とは思っているので、時間確保していい結果が出るよう頑張ります。ここまで読んで下さりありがとうございました。

 また構築案くれたいろは、なんやかんや色々手助けしてくれたもぐらちゃん、マッチングした方々に圧倒的感謝🙏

 

【剣盾S1】2エースヌルアントウオ 最終128位

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【構築経緯】

終盤間近バンドリオノノやカバシャワーズオノノなど色々使っていたが中々勝ち切れず悩んでいると身内のポケモン勢が皆"ヌルアントが強い"と口を揃えて言っていたので試しに使ってみるとアイアントの爆発的火力、タイプ:ヌルの対面操作性能の高さに惹かれ命中不安な要素はあるも勝ちを拾える試合はそれなりに保てるのではないかと思い使用するに至った。構築の要である"ヌルアント"は確定でどの相手に対しても上から蜻蛉で対面操作を行え、タイプヌルが隙の見せやすい身代わりに対しても役割を遂行できる"すりけドラパルト"を次に採用し、アイアントと同じく爆発的火力を発する事ができ相性補管の優れた"ウオノラゴン"を採用。残り2匹の枠はコロコロ変えて色々と試していたが最終的に"ドサイドン"と"ユキノオー"を採用した。詳細は後述にて。

 

【個体詳細】

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タイプ:ヌル@進化の輝石
性格:呑気
実数値:202(252)-115-161(+252)-115-116(4)-57(個体値0)

※実際は個体用意が間に合わずS0個体では無かった。ミラー意識でS0推奨。
技構成:とんぼ返り/トライアタック/凍える風/電磁波

主に本構築の決定打であるアイアントとウオノラゴンが不利を取る相手に受け出して攻撃技を流し、こちらに有利な対面を再展開する。最初物理技に受け出す機会が比較的多いと感じたためHB特化で使用していたが、後々サザンドラロトム系統等にも投げていく場面も要所要所あったため努力値振りに関しては諸説ある。

対面操作の行える蜻蛉帰り、自身が殴り勝っていくため+追加効果に期待できるトライアタックまでは確定で残りはこちらのエースより上を取ってくる相手の足を奪える電磁波、同じく電磁波の通らない地面タイプやラム持ちにも有効でドラパルトの打点もなれる凍える風を採用した。

 

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アイアント@命の珠
特性:はりきり
性格:陽気
実数値:133-161(252)-133(4)-x-68-177(+252)
技構成:アイアンヘッド/出会い頭/馬鹿力/雷の牙

優れた技範囲に素早さ、そして何よりその爆発的火力に目がいく本構築の決定打担当その1。終盤にはミラーも多く予想出来たのでAS振り切り。

技構成はメインウエポンのアイアントヘッド、範囲は他と比べ劣るがタイプ一致かつスカーフ持ちや自身より速い相手に打てるのが大きい出会い頭、上二つのタイプが通らない鋼への打点、またダイマ時に突破力を高める事が期待できる馬鹿力、環境トップのアーマーガア、ギャラドスへの打点として雷の牙を採用した。技構成はこれで申し分ないと思っていたが終盤襷以外のギルガルドに何度かマッチングし処理に大変困ったため地面技も欲しいと感じた。入れ替えるなら範囲の被る馬鹿力が候補に挙がる。

ダイマ時では命中安定で高火力技を打てるためはりきりの命中率には目を瞑れるだろう、そう考えていたが実際は素で技を打つ機会が非常に目立ち(特に出会い頭)運に左右される場面が多く8割とはいえ安定したかと言えばそうでなかったと思える。このポケモンを運用するなら当然ではあるが頼り切らないこと、ダイマックスエースとして通していけるように構築を練る、試合の流れをしっかりと構想する必要があるように感じた。

 

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ドラパルト@こだわりスカーフ

特性:すりぬけ

性格:控え目

実数値:163-141(4)-95-167(+252)-95-194(252)

技構成:流星群/大文字/蜻蛉帰り/鬼火

C:流星群でH極振りドラパルト(195-96)確定1発

   大文字で耐久無振りヒヒダルマ(181-75)確定1発

ここまでの素早さ実数値にスカーフを持たせとんぼ返りを採用することで初手様子見がしやすく、終盤のスイーパーも行える優秀なポケモン。特殊型で採用した理由は終盤増加傾向にあったと感じる耐久振りドラパルト(ドラゴンアローオボン込み耐え調整、アッキの実持ち等)やダイマックスドラパルトに対しこちらのダイマックスを切らずに対処できる(後者に関しては少し削れていることが前提)点、場を荒らされやすいスカーフヒヒダルマアイアントに打点を持ちたかったという主な2点である。

その反面ゴースト技を採用出来ず、素で技を打つ際は打ち逃げになりやすい、命中不安要素があるという物理型と比べて単体性能の低さが目立った。

性格は元々の火力が低いためそこを補える控え目、技構成はメインウエポンの流星群、ダルマや鋼の打点に大文字、対面操作として優秀な蜻蛉帰り、本来はダイウォールが出来るようにするためという目論みではあるが相手の物理アタッカーを機能停止に追い込める手段として鬼火を採用した。鬼火の枠は呪いでも十分機能すると感じた。

 

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ウオノラゴン@こだわり鉢巻

特性:頑丈顎

性格:陽気

実数値:165-142(252)-121(4)-x-100-139(+252)

技構成:エラがみ/逆鱗/噛み砕く/寝言

A:エラがみ(威力170)H極振りダイマックスバンギラス(414-131)確定1発

          HB特化アーマーガア(205-172)乱数1発(18.7%)

               無振りドラパルト(163-95)乱数1発(87.5%)

こちらも対面操作+高火力というコンセプトに乗っ取って採用した第二のアイアント的存在。先制で打てるもしくは後出しで繰り出される事限定ではあるがその火力は凄まじくHB特化の物理受けでも致命傷を与え、耐久無振りの水半減アタッカーの無理矢理な後出しを許さない。また地味に水/竜タイプとアイアントが苦手とする炎技に滅法強くアイアントに打たれる炎技のクッションとして運用する事もあった。最速アーマーガアやミラー、素早さ同種族値のストリンダーを意識して最速ASで使用したが後者はまず活きた機会が無かったので最速アーマーガア抜き抜き程度までに抑えて耐久に振った方が強いと感じた。

技構成はメインウエポンのエラがみ、タイプ一致でエラがみと合わせて範囲の取れる逆鱗、ドラパルト意識で噛み砕く、ダイマ時柔軟に立ち回れるようにダイウォールを採用したがエラがみ以外の技を打った記憶がほとんどない。噛み砕くに関しては本当に打たなかったのでドヒドイデ意識のサイコファングラプラス意識のけたぐりのどちらかでいいと断言できる。頑張って強そうに書いたが実際はやはり行動保障の無さが目立ちスカーフで使いたい場面も多く感じられた。

 

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ドサイドン@弱点保険

特性:ハードロック

性格:意地っ張り

実数値:213(180)-187(+76)-151(4)-x-76(4)-91(244)

技構成:ロックブラスト/地震/炎のパンチ/剣の舞

悩みに悩んでいた2枠で電気の一貫を切っていなかったことではりきりパッチラゴンに好き放題されたことやトゲキッスに気持ち強めのポケモンが欲しかったためその2点に当てはまるドサイドンを終盤急遽採用した。構築全体で受け回しを軽視していたので剣の舞を採用した型で運用したいと考えていたところ終盤でこのポケモンに欲しかった要素を詰め込んだ育成論と出会ったのでそのまま調整をお借りした。

ドサイドン育成論 : 対応範囲重視|ポケモン育成論ソードシールド|ポケモン徹底攻略

後出しされるHBアーマーガアを何度も剣舞ダイバーンで葬り、対面性能もそこそこ高いため非常に使い勝手が良かった。持ち物は剣舞アタッカーとして状態異常に耐性の持てるラムの実と入れ替えて使っていたが上から弱点技を打たれ耐えて返す場面の方が多く感じられたので最終的には弱点保険に落ち着いた。

 

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ユキノオーきあいのタスキ

性格:うっかりや

実数値:165-118(44)-95-158(+252)-94-107(212)

技構成:吹雪/リーフストーム/氷の礫/絶対零度

S:素早さ無振りロトム(106)抜き

最後の一枠はそこそこマッチングしたトリトドンや水ロトム入りに苦戦を強いられていたので、それらに刺さる草打点のポケモンを採用しようと思っていたが大体草を受けられるアーマーガアや竜タイプの同居率が高かっためそれらに打点を持つことができ、対面性能がそこそこな襷ユキノオーを採用した。アーマーガアに対するダメージやウッドハンマーで襷が削れるのを嫌って特殊メインの型で採用した。ロトムの型判別も兼ねて素早さは無振りロトム抜きまで降り、残りは少しでも礫のダメージ量を上げるためAに振った。技構成はメインウエポンの吹雪にリーフストーム、対面性能の高める礫、受け回しや突破が厳しくなった相手に対してワンチャンス残せる絶対零度を採用。種族値は高くないものの単鋼や炎以外の相手には一致効果力技が通り、本目的以外のトドンや水ロトム入り以外の構築にも選出しそれなりの活躍を見せてくれた。

 

【結果】

中盤最高58位(画像無し)

終盤最高88位

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最終128位

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前期は最終2桁を目標に潜っていて、1月1日の9時を迎える段階で再度2桁チャレンジになるも敗れ不甲斐無い結果に終わってしまいました。準備不足が目立つ1シーズンだったと実感はあるので次こそ頑張りたいの一言。